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ニキ・ド・サンファル…射撃とナナの間

ニキ・ド・サンファル(Niki de Saint Phalle/1930.10.29〜2002.5.21)

 ニキ・ド・サンファルの展覧会を見て、印象に残ったので...。

 ニキ・ド・サンファルの作品を最初に見たのは、夫であるジャン・ティンゲリーと協同制作したポンピドーセンター前のストラヴィンスキー広場。事前に知っていた訳ではないのだが、ユーモラスでカラフルな噴水の動きの楽しさ、心地よさに、しばし休憩したことを覚えている。ジャン・ティンゲリーの加工された鉄とニキ・ド・サンファルのカラフルな物体の間に、微妙なギャップを感じながら、それでいて馴染んでいる様子が面白かった。
 

 
 その後、特に意識はしていなかったのだが、三重県男女共同参画センターの前庭にあった「ナナ」で、再びニキ・ド・サンファルに遭遇。ビッグでカラフルな女性像は、思わずニヤリとさせてしまう。その時も、作家であるニキ・ド・サンファルに関しては何の知識もなく、作家が女性だということも強く印象づけられはしなかった。でも、今にして思えば...である。
 

 そんなユーモラスで大らかなで楽しい印象を持っていたニキ・ド・サンファルの作品なのだが、今回、初期のものからまとまって見ることができて、多少その印象は変わってきた。特に初期の作品を見れたのがよかった。
 

 画材...射撃...である。ニキ・ド・サンファル自身が、ライフルを構え、予め絵の具をビニル袋などに入れて仕込んでおいた素材を壁に置き、撃つのである。彼女自身のコメントによると、過去との決別を意図したものであるとのこと。
 

 
 その後、数年して「ナナ」が誕生することになる。この辺りの作風の変化が面白い。

 また、ガウディのグエル公園にインスパイアされて庭園のデザインをはじめ、構想から24年後の1998年、タロット・ガーデンがイタリアのトスカーナに開館する。後半生は、この庭を作るために働いていたと書かれていた。

ニキ美術館が那須高原にあるという。いつか訪れてみたい...そんな気にさせてくれる展覧会であった。
 

ニキ・ド・サンファル

ニキ・ド・サンファル

  • 作者:増田 静江
  • 出版社/メーカー:ニキ美術館
  • 発売日:1998/06
  • メディア:ペーパーバック

オフィシャルサイト

ニキ美術館

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